Diary

4年後に向けた決意


治安や施設の完成など様々なことが心配されながら開催したリオデジャネイロ オリンピックも終盤戦を迎えました。日本人選手は柔道や水泳や卓球などたくさんの種目でメダルを獲得し多くの喜びと感動を与えてくれています。そんな選手たちはこの数年間辛い練習に取り組んで来たであろうに「東京でもメダルを取りたい」とか「今度こそ金メダルを」と既に4年後に東京で開催される予定のオリンピックに向けて準備や決意を表していていることに驚かされます。もちろん僕も今のことだけを考えて仕事をしているつもりはありませんが、では4年後をしっかりと見据え、目標を持っているか問われると漠然とした答えしか示せないような気がします。ましてや、レスリング女子フリースタイルで4連覇を目指し一生懸命に取り組んだ結果銀メダルだった吉田沙保里選手が涙を流し「ごめんなさい」と謝る姿を見ると自分の仕事に取り組む態度に甘さを痛感しながら「なぜ謝らなければならないの?謝る必要などない!」と思ってしまいました。彼女はそれだけ日本を代表して責任感を背負いオリンピックに取り組んでいたということなのでしょうが、日本の選手に対する過大な期待や報道の仕方にも問題や課題があるような気がします。ちなみに保育園にバスを寄贈してくださった奈良県橿原市の保育園は吉田選手とつながりがあり、毎年吉田沙保里選手が監督と共に訪れているとのことでしたが、帰国後いつものように保育園を訪れた時、子どもたちも先生たちも「おめでとう」とか「ありがとう」と声をかけることでしょう。さて、僕ももう少ししっかりとした目標を考えて仕事に取り組まなければ・・・。
2016年08月18日(木) No.1877 (園長日記)

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