Diary

原発事故の影響


2011年3月11日に発生した東日本大震災による津波によって電源を失い爆発事故を起こした東京電力福島第一原子力発電所は福島県内を中心に大きな被害をもたらしました。2011年6月からキ保連東北部会の活動として福島県内にある部会加盟園を訪ねていましたが、今日初めて福島第一原発の立地する大熊町・双葉町の国道6号線を走り、民家はもとより病院や役所、ガソリンスタンドやレストランやありとあらゆるものが草に覆われていてること事実を目の当たりにしました。事故から5年5か月過ぎた今、除染作業が随分進んだとはいえ相変わず住むことができない数値のところもああり、ありとあらゆる道にゲートが作られ、そんな中、警察官や警備員が警戒に当たっていて、その被害が未だに収束することができずにいることを知ることになりました。それでも今日訪問した福島県浜通りの施設はそれぞれ新たな取り組みをしていて少しずつではあっても前に進んでいることを実感し嬉しくなった一方で園長先生たちの心の中にある不安は拭いきれていないことを改めて知ることになりました。
 さて、今日は塩屋埼灯台や海が目の前に見えるところに宿泊しますが台風の影響で雨が降り海が荒れています。明日は福島県中通りの施設をお訪ねします。台風の影響がないことを願わなければ・・・。
2016年08月16日(火) No.1875 (園長日記)

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