保育日記

末広がり

一昨日8月6日はご存知の通り世界で初めて広島に原子力爆弾が投下された日です。今年も広島の中心部にある平和記念公園では平和を願う式典が行われました。しかし、今年は日本の反対側、ブラジルのリオデジャネイロで行われているオリンピックの開会式が重なったこともあり、平和式典のニュース映像よりオリンピックの開会式に話題が集中したようです。しかし、開会式の中で原爆が投下された8月6日を意識した演出がなされていたことに感激しオリンピックも平和の祭典であることを感じさせられました。一方、仙台では例年通り8月6日から七夕まつりが始まり街中大勢の人で賑わっています。この頃は暑い中わざわざ人ごみの中に出掛け七夕飾りを見ることはありませんが、今年もアーケード街の同じ場所に広島と長崎に原爆が投下されたことを忘れないこと、そして平和を願いたくさんの方々の手で折られた折り鶴でできた平和七夕が飾られていたことと思います。また、熊本地震で被災した方々のことを思い「くまモン」の七夕も多かったことでしょう。
　さて、今日8月8日は末広がりの「八」のぞろ目の日。悲しく辛いことが少しでもなくなり、世界中に幸せが広がることを願います。また、今日・明日と二日間キ保連東北部会の研修会が開催されますが、子どもたち、先生たちのためにしっかりと学んできたいと思います。

2016年08月08日（月） No.1870 (園長日記)

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