Diary

rusty


数年前に園庭の片隅に丸太と廃材(合板)を使った作ったヘンテコリンな建物!?は、明確な完成図(案)がなかったこともあり中途半端なまま時間だけが過ぎてしまいました。それでも子どもたちは「かくれんぼ」や「ままごと」などをする時に使ってくれていましたが、何本かの丸太が経年とともに腐りはじめ、釘が錆びてきていました。作ったからには責任を持って何とかしなければなりませんが、そんな時、業者さんにお願いすることなく自分で壊したり直したりできるのが手作りの良さ!そこで、多少涼しくなった夕方に解体作業を始め、板を外し釘を抜き、腐っていない丸太も全て抜き取りました。そんなこともあり、園庭が何ともスッキリした印象になりました。
 さて、解体作業を始めたのは丸太が腐り錆びた釘が目立ってきたことも要因ですが、実は来週その場所に長年思い続けてきた緩急車(車掌車)を運んでもらうことにしたのです。とはいえ、その車両の作られた時代やこれまでの保存状態の関係もあり、塗装が剥げ、いたるところ錆びついていることもあり、初めてご覧になる方から「こんなもの持ってきて」とか「危ない」とか「汚い」という声が聞こえてきそうな気もします。しかし、今後、長く皆さんに愛される我が園のシンボルとすべく手入れをしていくことを心に決めています。とはいえ、そのためにどれくらいの時間や費用がかかるか正直不安なところもありますが、心が萎えたり錆びついたりしないように頑張らなければ・・・
2016年08月05日(金) No.1869 (園長日記)

No. PASS