Diary

ご活用ください


先月、子どもたちが大好きな絵本コーナーをしばらくの間お休みさせてもらい、担当の先生たちが中心になり絵本の修理と整理をしてくれました。そんな先生たちの努力のお陰でこれまで何度となく浮かんでは消えして、なかなか実現しなかった「絵本の貸し出し」(名前は「こひつじ文庫」)を始めることが出来ました。これまでお迎えの際、絵本コーナーで何冊も読んであげている保護者の方々の姿を拝見していましたし、そんな保護者の方々から「絵本を借りたい」というお声がありました。そんなこともあり、これから少しずつでも借りて下さる方が増えることを願います。一方でお仕事に忙しくなかなかお子さんと一緒に過ごす時間を作ることが難しい方も多いかと思います。そんな方々も難しく考えることなく、子どもたちが眠るまでのわずかな時間に読んであげるなど絵本を上手に活用し親子のスキンシップの時間をとって頂けたならばうれしく思います。この絵本貸し出し、一度に借りられる上限が二冊、貸出期間は一週間等の制限や借りる際にノートにご記入頂くという手間はありますが、それでもコツコツ借りて頂ければ卒園するまでには間違いなく保育園にある絵本をすべて読んだ(読んでもらった)ことになるでしょう。
 子どもの頃(就学前から中学時代)の読書活動が多い中学生や高校生ほど、 現在の「意識・能力」が高いことや、小学校就学前や低学年期に読書が多かった中学生や高校生は、人を思いやる気持ちや社会のルールを守る意識などの能力が高い傾向があるそうです。如何ですか、週に一度、絵本の時間を作るというのは・・・。
2016年08月04日(木) No.1868 (園長日記)

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