Diary

水分と汗の大切さ


人間の体は約60%が水でできていて、胎児は体重の約90%、赤ちゃんは約75%、子どもは約70%、成人で約60%、老人では50%と年齢によって分かれるそうです。この季節、湿度のあるジメジメした空気がまとわりつき、じっとしていても汗ばんでしまうのですから、じっとしていない子どもたちはもちろん、そんな子どもたちと過ごす先生たちは当然のことながら汗だくになってしまいます。朝の比較的涼しい時間に掃除をしていても、新陳代謝がいいのでしょう!?自分でも驚くほど汗をかき着替えをしたくなることもしばしば。そんな日には、子どもたちが歓声を上げて水遊びをしている姿を見ると「一緒に入りたい」と思ってしまいます。
 さて、現代の家庭はエアコンがあって当たり前の生活となったため、季節を問わず快適な環境で育った子どもたちの中には本来3歳児ころまでに育つといわれている汗腺が育たない子どもも多く、そんな子どもたちはうまく汗がかけず"暑さに弱くなることも・・・。暑い場所で育った子どもは、たくさん汗をかいて体温調節しながら環境に対応するため、汗腺も発達しやすく、逆に寒い地方で育つと、汗腺は少なくなると言われています。しかし、 大人になっても汗腺の数は増えないため、熱射病等に気を付けながらも汗をかくことも必要なこと。ですから家庭でも保育園でも汗をかくこととエアコンの使用はよく考えなければならないのでしょう。
2016年08月03日(水) No.1867 (園長日記)

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