Diary

これでいいのだ


今日は「ひみつのアッコちゃん」や「天才バカボン」「おそ松くん」の作者、赤塚不二夫氏の命日なのだそうです。漫画は全くと言っていいほど読みませんが、「ひみつのアッコちゃん」や「天才バカボン」は幼い頃テレビで見たこともあり親しみのある漫画といえるかと思います。大学時代、漫画好きの仲間が、バカボンパパがなぜあんな風になったかとかアッコちゃんの「ラミパスラミパスルルルルルー」という呪文の意味を教えてくれましたが、今になってその秘密を思い出すと、赤塚不二夫という漫画家は天才だったということに気づかされます。そして、赤塚不二夫さんが語った言葉に出会い、単なる漫画家ではなく素敵な方だったんだと思わされました。その言葉が「自分が最低だと思っていればいいのよ。一番劣ると思っていればいいの。そしたらね、みんなの言っていることがちゃんと頭に入ってくる。自分が偉いと思っていると、他人は何も言ってくれない。そしたらダメなんだよ。てめぇが一番バカになればいいの。」です。またハチャメチャなことをするバカボンパパは以下のようなことを語っているのだそうです。「わしは バカボンのパパなのだ 。この世は むずかしいのだ 。わしの思うようにはならないのだ。でも わしは大丈夫なのだ。わしはいつでもわしなので 大丈夫なのだ。これでいいのだと言っているから 大丈夫なのだ。あなたも あなたで それでいいのだ 。それでいいのだ。それでいいのだ。わしはリタイヤしたのだ。全ての心配から リタイヤしたのだ。だからわしは 疲れないのだ 。どうだ これでいいのだ。これでいいのだ。やっぱりこれでいいのだ。」とです。
「バカボン」という言葉はサンスクリット語で「悟りを開いた人」という意味なのだそうですが、どう頑張っても僕は赤塚不二夫さんやバカボンパパのようにはなれそうにありません。しかし、バカボンパパが、あなたもあなたでいいと語っているので自分に「これでいいのだ!」と言い聞かせ過ごしていきたいと思います。
2016年08月02日(火) No.1866 (園長日記)

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