保育日記

凄～い！！！

今日は福岡からお見えになっている大学の先生たちと一緒に福島県浜通りの保育園に出かけてきました。福島県内では原発事故後、放射線量が高い時期があったため外遊び等が制限されてきた保育施設も多く子どもたちの成長や体力の低下が心配されています。そこで、本当に子どもたちの成長や体力が低下しているのか検証し、もし実際にそうであれば保育をする中でどのような取り組みや援助が必要かを専門家の立場からアドバイスして頂くことになりました。第一光の子保育園は震災後に園舎を移転新築し、広い園庭の線量値は安定して低い事もあり、幸いなことに外遊びの時間制限もせずのびのび過ごすことができています。そんなことに感謝し、そのことが子どもたちの体力維持とバランス感覚の獲得につながっていてくれることを願うものです。
　さて、話は変わりますが、今日お邪魔した保育園の園庭中央にシンボルツリーがあるのですが、その木にツリーハウスが作られているのです。ほぼ完成というツリーハウスのデザインやクオリティーはTDLにあっても不思議でないようなもので、思わず「凄～い！うちの園にも欲しい！」という言葉が出てきてしまいました。見ることのできない放射能に翻弄され様々な制約の中で過ごさざるを得なかった子どもたちが完成したツリーハウスで歓声をあげて遊ぶ姿をぜひ見てみたいと思います。

2016年07月28日（木） No.1863 (園長日記)

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