Diary

学びの時


「お泊まり保育」や「なつまつり」に向けて先生たちが忙しい毎日を過ごしている中、今日・明日2日間山形市で開催される全国保育協議会、北海道・東北ブロック研究発表大会に参加させてもらいます。初日の今日は厚生労働省 雇用均等・児童家庭局 保育課 課長補佐による行政説明や全国保育協議会の副会長の情勢報告がなされました。消費税増税が見送られたことにより、多くの保育士が処遇改善がどうなるか心配したかと思いますが厚労省の担当者の説明では、財源を確保し優先して実施していくということでしたので胸をなでおろした反面、まだまだ一般企業とは賃金格差が大きい上に、これまで以上に保育者に求められることが多岐多様になっていることを考えると格差が縮むということは皆無に近いような気がします。それにしてもなぜ、お上の作る文章や説明は僕のような頭の悪い人間に理解できないような難しいものを作るのだろうと思ってしまいます。平成30年度の保育所保育指針改定に向けて作業が行われていますが、幼稚園、保育園、認定こども園という保育形態がある日本では、現在保育者を目指して勉強している学生たちは保育指針だけでなく幼稚園教育要領や認定こども園教育・保育要領を学ばななければなりません。そんなことが必要なくなるような保育制度の改革がなされると良いと思うのですがそれができないのが不思議でなりません。そして、管理者は社会福祉法人制度の改革もありそのこともしっかり理解しなければなりません。そう考えると目が回りそうですが、ない頭をフル回転させて頑張らなければ・・・。
 話は一転しますが、今回宿泊したホテルはビジネスホテルでありながら最上階に人工温泉ではありますが大浴場があり汗を流し足を伸ばしてお湯に浸かることができました。海外ではお風呂でお湯に浸かるという習慣はなく汗を流すことが目的であるためバスタブなどなくシャワーだけということは結構あること。一方、日本ではお風呂に入り疲れを取るということもありビジネスホテルでもバスタブがあるのは当たり前!そして山形県では35市町村全てに温泉が湧いているという驚くべき事実があるそうです。そう考えると山形ではお風呂に浸かることなくシャワーだけなんて絶対理解できないことかも知れません。
2016年07月14日(木) No.1853 (園長日記)

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