Diary

支え


4年前、園舎の新築とともに園庭に植えらた木々は支え続けてくれていた竹の支柱のお陰で倒れることもなくしっかり根を張ることができています。一方、支柱と木を結んでいたシュロ縄が太くなった幹を締め付けるような様子や土に刺さっていた部分が腐ってしまい支柱の役目を果たしていないものも・・・。そこでそのようなところは気づいた時に処分すべく抜いていたのですが、今日は思い切って複数の木の支柱を抜きました。すると、これまで草刈りをする時に邪魔だった支柱がなくなっただけで随分スッキリした印象に変わり、子どもたちが遊ぶ時に足を引っ掛けて転ぶといったリスクも減り、乗り物で遊ぶのにも良い環境に変わったと思います。今後も随時必要性のない支柱は抜いていくようにしたいと思っているのですが、園庭中央のケヤキを支えていた一番太い支柱がなくなれば今日以上に一気に園庭の雰囲気が変わることと思います。
 さて、このように木や野菜たちは支柱に支えられ雨風に耐えて生長しています(いました)。そして我々人間も自分では気づいていなくとも何かしらの支えによって生きています。保育園では立場上、僕がみんなを支えるようでなければなりませんが、今年度は特に園のスタッフはもちろんのこと、園の内外のさまざまな方々に支えられていることを痛感しています。そんな自分であってもどこかで誰かの支えになっているといいのですが。ちなみに、今日抜いた竹は年長児のお泊まり保育の時かまどで料理やキャンプファイアーの焚付けなどに使いたいと思います。
2016年07月13日(水) No.1852 (園長日記)

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