Diary

偶然?それとも必然?


韓国(Seoul)での二日目、今回の目的であるOMEPの大会会場(梨花女子大学)へ向けて予約していたタクシーに乗ってホテルを8時に出発しました。迎えに来てくれたのは、日本語のできる陽気な韓国人のおじさんで「アンニョンハセヨ」の挨拶から始まり、「どこまで行きますか?」「仕事ですか?」「日本から来ましたか?」と次々に質問をしてきてくれたのですか「日本のどこから来ました?」との問いに「仙台」と答えると欧米人はもちろん、日本人が驚いた時と違う何とも表現できない反応(返事)とともに「そうですか!!!」という返ってきたのです。そして「今、仙台には私の息子が住んでいます。奥さんは日本人で、とても心の綺麗な優しい人!だから大好き。そして、子ども(孫)は大きな地震の3・11の日に生まれた。電話しても繋がらなかったからとても心配した。だから絶対にあの日は忘れない」というのです。偶然にだったとしても、こんな不思議出会いは運転手さんだけでなく、あの震災を経験している我々にとっても驚かされる出来事になり、会話が弾んだためでしょう、目的地までの30分弱がとても短く感じられました。そして、タクシーを降りて次に驚いたことは、梨花女子大学がものすごく広く素敵なデザインであること、また建物の中にスポーツジムや銀行、書店、薬屋、映画館、コーヒーショップなど大学とは思えないほど充実していました。
 さて、肝心なポスターによる研究内容の発表は、S学院大学の先生がポスターの内容に興味を持って話を聞きに来る方々に説明するため、僕は資料を渡すこと、または日本人の方に説明を話すだけのことしかできず、あらめて英語が話せるようになりたいと思いました。明日は今日と違った内容の1日となりますが、大学までのタクシーは今朝のドライバーさんにお願いしたので、明日の朝も楽しい30分となることでしょう。
2016年07月07日(木) No.1848 (園長日記)

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