Diary

もう!?


早いもので明日から7月、ということは当然のことながら一年の半分が過ぎ今年は残り6か月しかないことになります。しかし、4月スタートの日本の保育界(教育界)では卒園(業)進級まで9か月残っているので実感は湧きません。それどころか先生たちは今7月に予定されている「お泊り保育」と「なつまつり」がものすごい速さで迫ってきていることに焦りやプレッシャーを感じ「もう?」と思っているかも知れません。ところが、そんな状況にも関わらず、来週のハープコンサートはいつもと違い先生たちがハープ奏者の石塚さんとコラボした楽しそうな内容のコンサートを企画してくれているのです。そんなこともありメンバーの先生たちが連日のように練習を重ね、必要な準備物作りに精を出してくれています。しかし、昨年度と同じようにその日僕は園を留守にしなければならず、今年度も先生たちの練習の成果を聴くことも見ることもできないことが残念であり、また申し訳なく思っています。それは、前述の先生たちの感じているであろう「もう?」ではなく、自分に対する悔しさの「もう!」といったところでしょうか。
 一方、お泊まり保育を楽しみにしている5歳児は焦りやプレッシャーどころか、先生たちによる様々な仕掛けに益々気持ちが高まってきているようです。
 さて、子どもたちが給食を食べている頃、以前注文していた三輪車などの乗り物が届きました。もちろん外を走らせたことのない新車ということもあり、届くことを楽しみにしていた子どもたちに見せてあげるべく、乗り物に乗ってランチルームへ行ってみると「うわ〜!」とか「何それ?」と大騒ぎになり、先生たちに迷惑をかけることになってしまいました。その時の先生たちの気持ちは言うまでもなく怒りに似た「もう!!!!」だったことでしょう。しかし、子どもたは嬉しいだけでなく、一刻も早く遊びたくて仕方なかったようで、昼寝を終えおやつを食べた後、外遊びに出てきた子どもたちが新しい乗り物を奪い合うようにして遊んでいました。明日からしばらくはこんな様子が続くことでしょう。
2016年06月30日(木) No.1843 (園長日記)

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