Diary

基本から学ぶ事


日本の保育界に大きな影響を与え、今なお与え続けている倉橋惣三先生と津守真先生。このお二人に共通するキーワードは数え切れないほどあるかと思いますが、その中の一つは“お茶の水幼稚園”となります。このお茶の水幼稚園は日本で一番最初にできた幼稚園として誰もが知っていることかと思いますが、尚絅学院大学附属幼稚園では創立60周年を祝うためお茶の水幼稚園で副園長としてこどもたちと過ごし、今年からお茶の水女子大こども園園長として勤務されている宮里暁美先生をお迎えし記念講演を開催するというので勉強しに出かけてきました。講演会場の階段教室にはこれまでの尚絅幼稚園の園長先生としてお勤めになった先生方や尚絅短大や尚絅大学の卒業生(年齢や現役かどうかは様々)や現役の尚絅幼稚園の先生そして在校生が大勢集まり、今、幼児期の教育に求められるもの 〜自ら育つものを育たせようとする心〜 というテーマの講演に耳を傾けました。その内容は何年間も保育に関わっている(いた)者にとっても今保育者を目指している学生たちにとってもとても大切な保育の基本といった、倉橋先生や津守先生が語った内容や考えも多く参加して本当に良かったと思う反面、我が園の先生にも勉強の意味も含め参加して話を聞いて欲しかったなあと残念に思いました。それにしても宮城県内の保育現場にいかに尚絅学院を卒業した方が多いかを実感するとともに、尚絅を卒業したわけでもないのに、いつの間にか尚絅学院に関わる方々と繋がらせて頂いていることに不思議な思いを感じ、感謝でした。
2016年06月18日(土) No.1834 (園長日記)

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