Diary
名は体を表す
昨年度卒園記念品として園庭に植えていただいた「Blueberry」と「Juneberry」は枯れることなく順調に育ち、それぞれ子どもたちに気付かれないような小さな実をつけています。特にJuneberryはその名の通り6月に入ったからなのか、これまで青(緑)かった実が色付き始めてきたので、そろそろ鳥か子どもたちに見つかり食べられるような気がするのです。とは言ってもJuneberryはBlueberryと違い簡単に手が届くところに実っているわけではなく結構な高さに実っているので食べたいと思った子どもたちは食べるために必死になり棒で叩き落とす可能性もあります。なぜなら数週間前まで赤く実っていたイチゴは道具を使わずして収穫することができることもあり、気づけばあっという間に子どもたちの胃の中で消化されてしまったらしく、今では葉っぱだけが元気に育ち、来年実をつけてくれるであろう伸びたランナーをかき分けて5歳児の男の子たちが虫探しをしているのですから^_^;。
さて、今日は嘱託医による歯科検診の日でした。歯科医という名の通り「歯のお医者さん」に虫歯の有無などを診ていただきましたが、子どもたちには医者という職業はどうしても抵抗があるのか、職員室のすぐ近くの検診室(相談室)から大きな泣き声が響いてきました。しかし、考えてみると歯医者さんは決して歯を抜くことも痛みを感じさせるような施術をすることもなく、ただ口内を見てくださっているだけなのに泣かれてしまうのですから気の毒な気がします。
では、一応、園長という肩書きを持っている僕は、園長としての体を表しているか考えてみた場合一体何パーセントの数字が出てくるでしょう?そう考えた時、できることなら、園長ではなく子どもたちに追われる園にやってくる蝶(園蝶)になりたいと思います。
2016年06月07日(火)
No.1825
(園長日記)
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