Diary

もしかして


北海道で行方不明になったまま、大勢の警察官や自衛官の捜索にあっったにも関わらず数日間見つからずにいた小学2年生の男の子が無事保護されたというニュースを知り多くの方が「良かった」と思ったことでしょう。雨が降り気温が下がったであろう北海道の山の中での数日間の行方不明は「もしかして」と最悪の結果を想像した方もいたでしょうが、その一方で何の手がかりも見つからないということは「もしかして」やっぱりどこかで元気にしているという最高の結果を願った方々の思いが無事発見・保護ね繋がったのかも知れません。ただ、今回の事件は子育て(しつけ)のあり方や課題を残したような気がします。これから先、この男の子が今回の事件によって心に大きな傷を残すことなく育ってくれることを祈ります。
 さて、ここ数日僕が出勤する時間に園舎北側のどこから鳥の鳴く声が聞こえていたのですが、どこでどんな鳥が鳴いているのか見つけることができずにいました。ところが今朝は保育園の2階ホールの非常階段の手すりに数羽のツバメが止まったり、踊り場の所でホバリングしたりしているのです。もしかしたらこのツバメたちは自分たちの巣を園舎のどこに作るか相談しながら探しているのかもしれないと思うと、旧園舎でツバメたちが子育てしていたことを思い出し、現園舎でも巣作りしてくれるといいなあと何だか楽しみになりました。
 話は一転しますが、今年度第二光の子保育園から異動になり第一にやってきた栄養士のY先生はE先生に負けず劣らず絵が上手なのですが、実は絵だけでなく針を使った仕事も上手らしく、今日、4歳児の健康指導で歯磨きの大切さを伝えるため、何日間も時間をかけて歯が取れる細工をしたカバ(口)を作ってくれていたのです。妻であり母であるのにも関わらず日々の給食の献立や栄養管理などもそつなくこなした上に計画性を持った仕事に感心させられますが、まさかとは思いますが、もしかして、徹夜していたなんてことは・・・。次回は3歳児にカバを使っての健康指導の時には是非見に行ってみようと思います。
 そういえば、思い込みだと思いますが、なぜか僕が出張だったり研修会だったりすることで園を留守にする時に限って初メニューだったり、季節感たっぷりのメニューだったり、僕の好きなメニューだったりすることが多いのです。昨日は旬のグリンピースを使った「グリンピースご飯」だったのに食べられませんでした。今月も研修会や出張があるのでしっかりとメニューを再確認しておかなければ。
2016年06月03日(金) No.1823 (園長日記)

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