Diary

心配なこと


今日はキリスト教保育連盟本部の総会出席のため東京へ出かけました。普段通勤に使っている東北本線であれば仙台から大河原まで35分かかるのに新幹線だと10分もかからずに大河原を通り過ぎ、あっという間に東京駅に到着し時刻表を見ることなく中央線に乗り換え、2時間あれば総会が行われる御茶ノ水の会場にいることができます。そう考えると仙台から新幹線通勤する方々がいることも納得です。
 さて、先週木曜日は宮城県保育協議会の総会、翌日の金曜日・土曜日はキリスト教保育連盟東北部会の総会と研修会、また昨日の日曜日は自宅マンションの総会、そして、今日のキリスト教保育連盟本部の総会と連日総会が続き慌ただしく時間が過ぎました。自分では意外と疲労感は感じていませんが、今日の東京は汗をかく暑さだったこともあるのできっと疲れは残っているはず。そんな状態なのに明日は人間ドックを受けなければなりません。どうか悪い検査結果が出て再検査なんてことがないことを願うばかりです。
 ところで、先週土曜日あるTV番組でフランスとフィンランドからやってきた二人の園長先生が日本の幼稚園や保育所の保育現場を見学し自分たちの保育や給食の違いに驚かれたり疑問を持ったりしていました。ところが、その番組を見ていて感じたことは、保育所とはいえど認可保育所でなかったり、フラッシュカードを使って漢字や四文字熟語、漢文や百人一首の暗記だったり、絶対音感をつけさせるために目隠しをして音を聞き分けたりする幼稚園の子どもたちの姿でした。様々な保育方針や考え方があるのでそのような保育をすべて否定することはありません。しかしテレビの影響力を考えると、そのような保育だけを視察して日本の幼稚園・保育所が全てそのような保育をしているわけではないことを視察にいらした園長先生たちにも視聴者にも伝えて欲しかったと切に思いました。
2016年05月23日(月) No.1814 (園長日記)

No. PASS