Diary

(◎_◎;) 悲鳴が!? 


園舎の移転新築から6月で4年、その際園庭に植えてもらった植栽の多くがしっかり根を張りずいぶん大きくなったことを感じます。一方これまで風や子どもたちからの力で倒れないようにに支えてくれていた竹の添え木は朽ちてきたり、すでに抜けそうになっていたり・・・。そんな竹を処分するため午前中作業をしていたのですが、ある木の葉がやけに少ないことに気づいたのでよ〜く目を凝らして見てみるといたるところに毛虫がいるではありませんか。そこで、一旦職員室へ戻って主任のY先生に殺虫剤を取ってもらい、戦場へと戻り早速毛虫たちに向けて殺虫剤のスプレーを噴射したのですが毛虫用では即効性がないようなのです。ところがしばらくすると僕も想像していなかったことなのですが、避難するためなのでしょう、ロープ(蜘蛛の糸のような)を使って数え切れないほどの毛虫が雨のように次から次へと降りてくるのです。そんな驚く光景に大喜びしたのが遊具小屋から鍋やバケツを持って朝から虫探しに夢中になっていた5歳児N組の男の子たちで、少々怖がりながらも毛虫を集め始めました。しかし、捕まえても捕まえても降ってくる毛虫に遂には退治する遊びへと変わっていきました。女性に限らず普通ならば鳥肌が立ち、悲鳴を上げそうな光景だったにも関わらず、担任のN先生は何ともたくましく僕と子どもたちの様子を間近で見て笑いながら「◯◯君、ほら気をつけて」とか「◯◯君帽子にいるよ」と言って悲鳴をあげることさえないのです。考えてみれば毛虫たちも生きるために葉を食べていたのですが、木の大きさを考えてもあの数の毛虫たちであれば数日で全ての葉を食べ尽くされていた可能性も・・・。そんな意味からも掃除や園庭の見回りの際はよ〜く目を凝らして変化がないか見なければ。
2016年05月06日(金) No.1802 (園長日記)

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