Diary
恵みの雨
このところまとまった雨が降らず、乾燥していた園庭にしばらくぶりに水たまりができるほどの雨が降り、昨日子どもたちが先生たちと一緒に植えた畑の苗も園庭中央のけやきの木も、園舎東側の山や斜面の草木も大喜びして心なしか鮮やかな緑の葉を広げたような気がします。一方、今日のように一日中雨が降り続くとさすがに外で遊ぶクラスはなく、いつもならば子どもたちのにぎやかな声が響いている園庭はもちろん、誰かが必ず覗きに来るカメの飼育ケースやタライが置いてあるバルコニーも今日ばかりは誰も来ることもなかったのでカメ達にとっても穏やかに過ごせた1日だったことでしょう。そして「園長先生カエル探して」とか「ちょっと来てちょうだい」というお誘いもなかったため、少々寂しく残念であるものの、タイムリミットが迫っている(いた)仕事に集中できたので僕にとって動植物以上に“恵みの雨”になりました。
さて、新年度を迎えあっという間に一ヶ月が過ぎようとしています。始めての保育園生活に泣いていた子どもたちがずいぶん保育園に慣れたのと同じように、今年度始めて保育者となった先生たちも必死に過ごし仕事に慣れてくれました。また、第二光の子保育園から数年ぶりに第一に戻ってきてくれたT先生はあっという間に勘を取り戻し、同じく第二光の子から異動してきた栄養士のY先生は厨房のスタッフと一緒にこれまでと変わらない給食を提供してくれています。その他の先生や職員もまだ新年度の配置に戸惑いながらも子どもたちのために働いてくれました。そして、楽しみにしていたであろうGWを迎えようとしています。せっかくのお休みですので外で過ごせるようにお天気に恵まれるといいのでしょうが、身体を休めるためには雨のGWもいいのかもしれません。
2016年04月28日(木)
No.1800
(園長日記)
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