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危機管理
給食を食べ終え、パソコンに向かい必死に仕事をしていた時のことです。何の前触れもなくモニターの画面が突然真っ暗になったかと思ったら頭上の照明器具はもちろん、職員室にあるありとあらゆる電気製品の明かりが落ち24時間動き続けている換気装置が止まったため急に職員室内が静寂に包まれました。と同時に主任のY先生と事務のHさんも一緒に「あれ!?停電ですか?」と言って天井の明かりを見上げました。僕はすぐに配電盤の扉を開きブレーカーが落ちていないことを確認しました。その頃あちこちの保育室から先生たちがやってきて「停電ですか?」「どこかのクラスでもブレーカーが落ちるような電気製品使ってないんですが?」と言いながら集まってきました。あまりに不思議な出来事に東北電力に電話をしたものの繋がりません。そこで隣接する体育館に電話をして様子をお聞きしようと思って電話しても繋がらないので姉妹園の第二光の子保育園に連絡してみたところ停電することなくいつも通りというのです。そこで様々な手段で原因を確かめてみたのですが一体何が起こったのか全くわからず、こうなるとどうすることもできません。Y先生も僕も電源が突然落ちたためパソコンのデータは失われていることを覚悟したのですがしばらくして電気が復旧した時、幸いにもデータが残っていてホッとしたものの、5年前の震災の時も停電となり外部との連絡が途絶えたことを思い出し、緊急時の情報収集や保護者との連絡手段の確保等、危機管理のあり方を再考しなければならないことを再認識しました。
さて、夕方6時過ぎに、東北電力から保育施設が停電になったことへのお詫びと異常の有無の確認のために電話があったので原因を伺ったところ変電所でクレーン車が作業中に電線に接触したことによるショートが原因とのことでしたが、停電になると水も出なくなるなど、電気の大切さを痛感し、サイバーテロが起こり意図して停電にされたら大変だろうなあと思ってしまう停電でした。
2016年04月21日(木)
No.1795
(園長日記)
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