Diary

一年生


今日は大河原町内の小学校の入学式だったため、先月保育園を卒園した子どもたちがランドセル姿を見せに保育園に来てくれました。その表情はすっかり小学生になったという喜びと自信に満ちていて子どもたちの嬉しさが伝わってきました。一方、今日保育園に来てくれた卒園児に限らず、電車の中や駅のホームなどでも、その真新しさやサイズ(袖の長さ)が見るからに大き目の制服を着て、緊張した表情の学生たちを見かけますが、その様子から、明らかにこの4月に入学したであろうことが分かります。また、保育園の中にも、この春、養成校を卒業し“保育士”として勤務してくれた職員が4名いますが、大人であっても当然のことながら緊張もあるのでしょう。社会人一年生となって10日しか経っていませんが、声がかすれてしまったり、熱を出してしまったり・・・。学生時代に思い描いていた保育の現場と実際の現場との違い(ギャップ)に戸惑いもあるのかも知れません。慌てることなく少しずつ保育者として必要なことを身に付けてもらえるようにみんなで支えともに育っていきたいと思います。
 さて、今日は朝方降ったという雨と風によって桜の花びらが園庭や駐車場を覆い、その後も時々吹き付ける風にまさに桜吹雪となって舞い上がり子どもたちもその情景に大喜びしていました。そして、そんな中、全園児でイースター礼拝を守った後、複数のクラスの子どもたちが園庭や崖のところに隠されたイースターエッグ探しに夢中になり「あった〜!」「これは○○先生のだ!」と歓声を上げていました。そんな見事な桜があるうちに鯉のぼりを飾ってあげようと、今年は例年より早くポールを立て早速、吹流しや鯉たちを泳がせたのですが、時より吹き付ける強い風に吹流しが矢車に絡みつき外せなくなってしまいました。というわけで、明日は、ポールを抜き、絡まった吹流しを外す作業をしなければならないので、ついでに設置場所も改め同じようなことがあった時、対応できるようにしなければ・・・。ここ数年鯉のぼりを飾っていて、決して一年生ではないのですが、いつもこんな失敗ばかりしているので、大学時代同様、及第点がもらえず落第しています。
2016年04月11日(月) No.1787 (園長日記)

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