Diary

嬉しいね!


先日まで2歳児クラスだった子どもたちには進級と同時に保育室が園舎2階へ変わっただけでも大きな変化だというのに、それまで毎日出されていた午前中のおやつがなくなったことで根本的な生活時間が変わることになります。それが毎年3歳児クラスの子どもたちにとって、それはそれは嬉しい出来事なのです。なぜなら、これまでであればおやつを大急ぎで食べたとしても9時台に園庭で遊ぶことはとても難しいことでしたが、今日は早い子どもたちですと8時半前には既に園庭に出て遊具小屋からカート(手押し車)を出して園庭を走り回っているのです。そしてH組のT君などは「園長先生、あのね、僕たち朝のおやつ無くなったんだよ!そしてね給食はランチルームで食べるんだ〜!」ととても嬉しそうに話しかけてくれました。またT組のKちゃんは朝から5歳児M組にいるS君(お兄ちゃん)と遊ぶことができることが嬉しいらしく今朝はS君の手を握りS君のクラスのお友だちと一緒に桜を見て過ごす姿が見られました。今ではすっかりお兄ちゃんらしくなったS君ですが、一年前に入園した時には園に慣れるまで泣きながら登園することもあり、そうかと思えば気づけば僕の側で僕の仕事を見ていて「何をしているのですか?」「これは何ですか?」と聞いて来ることがありました。それがたった一年で妹の手を引き自分のクラスの子どもたちと一緒に遊んであげられるようになったのですから本当に嬉しいことです。
 一方、1・2歳児クラスからはもうしばらく泣き声が響いてきそうですが、進級児にとってそれは数日前までと違い急に仲間が増えたことによる違和感、そして初めてお家の方と離れて生活する子どもたちにとっては不安や緊張が考えられるので当然のことです。そんな子どもたちが一日でも早く喜んで保育園に来ることができるようにみんなで力を合わせて行きたいと思います。
2016年04月05日(火) No.1783 (園長日記)

No. PASS