Diary

Välkommen! (ようこそ!)


今年度も保護者の皆様に保育園の運営等にご理解ご協力頂けたお蔭で、今日、保育終了日を迎えることができました。5歳児の中には明日から保育園に来ないということをしっかりと理解している子どもたちが多くいましたが、かといって特別寂しそうな様子でもなく、いつもと変わることなく過ごしていました。それはまだまだ実感がないからなのか気持ちが既に喜びと期待をもって小学校へ向かっているからなのか定かではありませんが、そんな様子に寂しさを覚えつつも卒園した子どもたちが不安がることなく小学校へと進学して欲しいと思いました。一方、進級する子どもたちも引越しをする前に一年間過ごしてきた保育室の掃除をし綺麗になった保育室を引き渡し、4月からは一学年大きくなった保育室で過ごせることを心待ちにしているようでしたが、その中でも2歳児は保育室が二階へと変わるため喜びと不安が入り混じっていることでしょう。
 さて、こんな年度末にスウェーデンからのお客様がお見えになり、保育園の環境(園庭や園舎内)、子どもたちや先生たちの様子をご覧になって行かれました。このお客様方は去年・一昨年の二年間スウェーデンに研修に行かせて頂いた際、大変お世話になった大学教授(アウトドア教育の専門家)と保育園の先生をなさっていたその奥様、そしてスウェーデン人の奥様をお持ちでスウェーデンにお住いの大学教授だったのですが、そんなお客様がお見えになることを子どもたちも楽しみにしてくれていて先生たちに教えたもらったスウェーデン語「Hej!(こんにちは)」と挨拶をしてくれました。そんな子どもたちの元気さはもちろんのこと、園庭も建物内もたくさんの木が使われていると言う保育環境に「最近スウェーデンでもこんなに木を使っているところはないので、ここはスウェーデンより素晴らしい!」とお褒めの言葉を頂きました。数年後にはスウェーデンと日本の交流150周年を迎えるようですが、「その時にはスウェーデンの保育者を連れて是非またここに来たい!」と言ってお帰りになりました。もし、それが実現するのであればそんな嬉しいことはありません。そのためにも園庭も山ももっともっと手を加え次回いらして頂いた時にもっと驚いてもらえるようにしたいと思います。日本の地方都市の保育園であってもやればできることをスウェーデンに発信するためにも・・・。
2016年03月25日(金) No.1775 (園長日記)

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