Diary

お見事!


今日は全園児が二階ホールに集まり、卒園・進級を祝う「お祝い会」を行いました。一般的な幼稚園や保育園の誕生会は月一回まとめて行われることが多く、そんな時には、先生たちが劇を行うなどのお楽しみを見せてあげることがあります。しかし、ご存知の通り私たちの園では一人ひとりの誕生日に合わせてお祝いしてあげているため、子どもたちが一堂に会して何かを鑑賞するということはとても少なく、ほとんどないと言っていいと思います。しかし、子どもたちが卒園・進級を迎えるこの時期は毎年子どもたちもぐ〜んと成長してくれて集中力も育っているため先生たちがお楽しみを行っても最後まで喜んで見てくれます。そんな訳で今日のお祝い会も先生たちが“おさるとぼうしうり”というお話を劇にして見せてくれましたがお話の内容が低年齢の子どもたちでも理解出来るほど単純で楽しいということはもちろんのこと、身近な先生たちが演じてくれることが何よりも嬉しいらしく、どのクラスの子どもたちも身を乗り出し、中には立ち上がって観るなどの反応を示していました。そして、そんな子どもたちの様子を見て先生たちも笑顔になりました。しかし、それだけ子どもたちが夢中になるのは演ずる先生たちの演技がお見事だったということでしょう。夏祭りなどを含め、年に数えるだけのこんなひとときだからこそ子どもたちが大喜びしてくれるのかもしれませんが“劇団第一光の子”の灯を絶やすことがないように時々活動してもらわなければ・・・。因みに今日は急な無茶ぶりによって登場させられることがなく済んだことは幸いでした。
 さて、明日は今年度の保育終了日となります。4月から登園しない5歳児の子どもたちの中には本当に保育園生活最後の日という子もいます。そんな子どもたちにはとにかく保育園生活に思い残すことがないように過ごして欲しいと思います。
2016年03月24日(木) No.1774 (園長日記)

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