Diary
冷や汗
毎年卒園式が近づくと卒園する子どもたちが僕のことをを「園長先生」ではなくフルネームで呼んでくれるようになります。なぜなら、卒園式の練習で証書を渡すとき「社会福祉法人 光の子児童福祉会 第一光の子保育園 園長 ○○○」と言うことが面白いらしく、園庭で薪割り作業をしている時、給食の下膳をする時など、ありとあらゆるところで僕を見かける度に「園長○○○!」と敬称を付けることなく声を掛けてくれます。そのため、担任の先生たちは戦々恐々といったところで、その表情は冷や汗をかいているような感じすら漂ってきます。しかし、子どもたちは悪気があって「園長○○○」と呼んでいるのではなく、親しみを込めて呼んでくれていることが伝わってくるので僕自身は腹が立ちカッカすることはなく、それどころか笑ってしまうのですが、先生たちは(-_-;)そうはいかないのでしょう。それよりも僕は何とか持ちこたえてきた薪が遂に底をつきそうな状況に追い込まれてしまっているため冷や汗をかきながら薪づくりをしています。ところが、幸いなことに最近多くの子どもたちが「園長先生お手伝いしたい!」と率先して薪運びの手伝いをしてくれるため、これまでのように一人で“丸太を切る・丸太を薪にする・薪を運ぶ”という一連の流れから、丸太を切り薪にすると子どもたちがランチルームまで運んでくれるようになったため、とても効率よく作業が捗ります。一方、効率が良くなりできた時間を子どもたちに薪作り(薪割り)に挑戦してもらうようにしてみたところ、結局は仕事が捗っているのかどうか微妙なところです。ただし、こんな風に子どもたちに薪運びをお願いできるのもこの時期だからであり、あと2週間すると新年度が始まり、新入園児が園舎から出てしまい、いなくなってしまうなどして冷や汗をかくことがないように、いつも子どもたちが自由に出入りしているような扉にも鍵がかけられるなど、先生たちにも僕にもそんな余裕などなくなることでしょう。ということは・・・。新年度を迎えるまで、できるだけ多くの薪を作るといいということなのでしょう。頑張らねば!!
2016年03月15日(火)
No.1767
(園長日記)
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