Diary

よかった!よかった!


一週間前の3月3日木曜日、2歳児H組の子どもたちが近所の昆虫公園へ出かける予定を僕が変更させ消防署へバスの設備点検と給油に出かけた後、昆虫公園へ行きました。その時に次回はバスで白鳥を見に行くことを約束した日が今日でした。子どもたちは数日前からこの日を楽しみにしていてくれていたようで、昨日、降園するT君が職員室の扉を開け「園長先生、明日“ガチョウ”見に連れて行ってね!」と嬉しそうに話しかけてくれました。以前4歳児H組の子どもたちと出かける前日は「園長先生、あした“アヒル”見に連れていってね」とお願いされましたが、今回は“ガチョウ”・・・。いずれの鳥たちも白鳥と色は同じ“白”ですが、どう考えても白石川にはいるはずはありません。それどころかこのところ暖かい日があったので、場合によっては白鳥も北帰行してしまっていていない可能性も考えられます。特に数年前にもM先生が担任していたクラスの子どもたちと白鳥を見に行ったのですが、その時には白鳥たちは全くいなかったのです。ところが諦めかけた時に奇跡的に数羽が飛んできて何とか念願がかなったということもあったので、そんなことがあったらと心配をしながらバスを走らせること約10分。バスの車窓から見える白石川には結構な数のカモメだけがいて、白鳥の姿は一羽も見られません。内心「やっぱりいなかったかあ。きっとこれはM先生が白鳥の呪縛から解かれていないから・・・」と思っていたら、そんなことはなくちゃんと北帰行していない白鳥たちがけっこういました!それには子どもたちはもちろん、それ以上にM先生が「やった〜!」と大喜びで、家庭から持ち寄ってくれたパンやお米を「たべて〜」と鳥たちのいる川へ放っていました。M先生に至っては余程嬉しかったと見えて、調教師よろしく手から直接パンを食べさせるという離れ業!?を見せてくれていました。終いには餌がなくなると友達同士顔を見合わせ「走ろう!」といって河原を駆け出したり、階段を登ったり、散歩に来ていた犬を追いかけたり・・・。特にH君やK君などは、送迎時には見せることのない姿を見せてくれましたが、あの様子であれば間違いなく保育園の崖も登れそうな気がします。ちなみに、“ガチョウ”を見たいと言っていたT君、今日の降園時に「園長先生、今度またバスで○○公園に連れて行ってね」と・・・。T君でも、それって保育園のすぐ近くだよ。先生たちとどこか違うところ考えてごらん。そうしたらまた出かけられるかもよ(^^)/~~~
2016年03月10日(木) No.1764 (園長日記)

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