Diary

思い出の品・場所


5歳児の子どもたちはいよいよ今週から19日の卒園式に向けて練習を重ね当日を迎えるようになります。そんな中、子どもたちと保護者の方々が先週の土曜日に園庭に卒園記念樹としてジューンベリーと3本のブルーベリーを植樹してくださいました。普段の土曜日ならばお休みの子どもたちも作業をしに来てくれて、スコップで穴を掘るなどしてくれたようですが、申し訳ないことに皆さんが集合し、作業をしているころ僕はお受けしている幼稚園の評議員会に出席していて何もお手伝いすることもできず、会議を終え保育園に着いた時には作業は終わっていて、4本の木がきれいに植えられ、その近くで子どもたちも保護者の方々も談笑されていました。あまりにも陽気が良かったので、植樹後にお天気の下園庭でお弁当でも食べられたら気持ちが良かったことと思います。今回植えて頂いた木々が順調に育てば来年度には食べられるのだとか・・・。とはいっても全員の子どもたちの口に入るのではなく、小さな実が実ったことを目ざとく見つけた子どもたちが真っ先に食べることとなるのでしょうがせっかくのお休みの日にお時間を作って下さり植樹をしてくださった皆さんに感謝しながら収穫を楽しみに育てていきたいと思います。また、5歳児の子どもたちは今日、姉妹園の第二光の子保育園の子どもたちと一緒に大河原教会で卒園礼拝を守りました。姉妹園とはいえなかなか交流もなく過ごしてきましたが、就学後少しでも仲良く過ごすことができるようにとの願いから、礼拝後に就学する予定の学校の子どもたち同士、自己紹介をするなどほんの僅かな時間交流を図りました。どの程度成果があるかわかりませんが小学校への不安が少なくなってくれたことと思います。そんな交流も終え、いざ保育園に戻るというとき、旧園舎で遊ぶこともきっとこれが最後なると思い、せっかくなので旧園舎の名物・シンボルともいえる滑り台で遊んでから戻ってきました。歓声を上げて遊ぶ様子から、古く狭い園庭・園舎であってもあの場で過ごした子どもたちにとっては懐かしく、そして思いで深いところであることを思い知らされた気がします。
2016年03月07日(月) No.1761 (園長日記)

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