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ごめんなさい
幼稚園や保育園、認定こども園など子どもたちと関わる施設において保育計画は子どもたちの育ちにとってとても重要で監査でも確認されるものでもあります。そのため先生たちは年間計画に基づき、月案を立て、その月案をもとに週案を立て、実際に子どもたちと関わるときにはさらに部分案といった具合に細分化して過ごします。しかし、それは、子どもたちをその計画通りに行動(強制)させる(する)ためのものではなく、保育の方向性また、育ちの願いといったもので、きちんとした計画案があるということが単なる託児ではないという証しでもあります。ところが一生懸命に計画案を作っても保育現場ではその通りになどならないことが「常」ということもあり先生たちには臨機応変さが求められます。では、なぜ予定通りにならないと言えば、その要因の多くは自然がもたらす気象状況でしょう。例えば、外で遊ぼうと思っていても雨が降って外に出られない、反対に保育室で過ごそうと思っていたら雪がたくさん降って外での雪遊びの方が楽しそうなんてことも。また、子どもは様々なことに興味関心を持っているにもかかわらず、(あって欲しくないことですが)計画案そのものが子どもたちの興味関心と全くもって合っていないなんてことも・・・。では私たちの園ではどうかと言えば、園長自らが先生たちの立案した計画を変化させてしまうことが多々あるのです。今日も2歳児H組の子どもたちが近所の昆虫公園へ出かける予定だったのですが、僕は消防署へバスの設備点検とバスの給油に出かける予定があったのでバスに乗って出かけることを提案したところ、子どもたちも先生たちも好反応を示してくれて急遽予定を変更し、子どもたちを乗せてスタンドで給油を済ませ昆虫公園へ行くことと相成りました。
間違いなく保育にはイレギュラーがつきもので臨機応変が求められますが、今日は僕が強制的に臨機応変さを求めたことになるのですから、子どもたちは喜んでいても先生たちはたまったものではなく、3月3日の通り、散々(3・3)な日だったことでしょう。本当にゴメンなさい。
でも次回(来週)はバスで白鳥を見に行くことを計画するとのことですので、今日のお詫びに喜んでお手伝いしたいと思います。
2016年03月03日(木)
No.1759
(園長日記)
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