Diary
当たり前のこと
今日は来年度、入園する保護者の方々と子どもたちに保育園に来てもらう“入園説明会”の日でした。これまでお子さんを保育園に通わせてくださった方や現在も預けていらっしゃる方々にとっては特別、緊張や不安を抱くことはないと思いますが、初めてお子さんを預けるとなるとあれこれと悩むことも多いことでしょう。しかし、そんな保護者の皆さん以上に初めての保育園生活を始める子どもたちは緊張や不安を抱え、泣いたり落ち着かなかったりするものです。今日の説明会でもお母さん・お父さんと離れ、初めて見るお友だちや先生たちと一緒に遊ぶことに不安を覚え泣き出す子どもたちが大勢いたのですが、保護者の皆さんはそんな泣き声が気になり、説明を聞きながらでも泣き声の合唱の中から自分のお子さんの声を聞き分け、子どもたちが過ごしている保育室を心配した表情で振り向く姿が見られました。これは親として当たり前のことかと思いますが、日々保育している先生たちも子どもたちの声をしっかり聞き分けることはもちろん、特に担任を持っている先生たちの多くはクラスの子どもの服やタオルといった持ち物の匂いを嗅ぎ分けるという特技を持っているのです。これはいい意味で職業病なのかもしれません!いや、先生たちからすると“当たり前のこと”なのでしょう。10年前まで幼稚園で担任として仕事をしていた僕もそうだったのかも・・・。
2016年02月10日(水)
No.1744
(園長日記)
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