Diary

拙速にはできません


今年度の保育も残り2ヶ月を切り、卒園や進級に向けて様々な準備が進められているのですが、職員会議では来年度の年間行事や卒園(式)に関わる話し合いが議題に挙がっています。そんな中でも保護者の皆さんにもご一緒に考えていただきたいことがあります。それは、これまでどの年齢でもクラス替えをすることなく基本的には担任の先生が持ち上がりで子どもたちと一緒に進級していましたが、小学校のようにクラス替えをするべきかどうかということです。なぜこのようなことが話し合われているかと言うと、クラス替えをしないまま卒園を迎えるよりクラス替えをした方がたくさんの友達関係ができる。また、担任の先生が変わることにより子どもたちを違った角度から見ることができる。ということがあるのです。その一方でクラス替えをしなくても保育を見直すことで友だち関係はクラスを超えた交流はできると思いますし、また担任の先生も変わることなく持ち上がりをすることによって強い信頼関係ができたり、子どもたち一人ひとりの成長や性格が把握できたりという利点もあったりするので、クラス替えについて簡単に答えが出るものでもなく、また出すことも難しいことだと思います。しかし、子どもたちの成長を願い(考え)先生たちが話し合うということが素晴らしいことなのではないでしょうか。
 ところで、今月中に3歳児H組のR先生が産休に入るため、替わりに現在2歳児T組のY先生にH組の担任としてお仕事をしてもらいますがH組の子どもたちとの信頼関係は普段の生活の中で育っていることと思いますので大きな混乱はないことと思いますし、しっかりと引き継ぎもなされているようですので、R先生が安心してお休みに入り元気な赤ちゃんを産んでくれることを祈ります。
 何はともあれ、クラス替えや担任の持ち上がり等について何かいい知恵があればお知らせ下さい。
2016年02月05日(金) No.1741 (園長日記)

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