Diary

残念でした


今日も午後からの研修会に出席しなければならなかったため、午前中の限られた時間内で薪運びと、なかなか融けずに塊になっていた園舎北側の駐車場の雪かき、そして保育参観の経過報告の確認をしてあげることぐらいしか仕事ができませんでした。ところが、経過報告に目を通している時に、主任のY先生から以下のような昨日の素敵な保育の様子を聞かせてもらいました。5歳児M組のHちゃんは節分の豆まきのためにお父さんが手作りのしてくれたというクオリティー抜群の鬼の衣装に着替えて過ごしたというのです。そのため、クラスの子どもたちはもちろん先生たちに「凄いね〜!」という言葉や反応に大喜びとなり終日ご機嫌だったというのです。残念ながら僕は昨日も園を留守にしなければならなかったため、Hちゃんの喜んでいる様子もお父さんご自慢の鬼の衣装を見ることはできなかったのですが、お父さんが子どもたちと先生たちの喜ぶ姿を想像しながら作っていたであろう姿が思い浮かびました。送迎の際お目にかかったら制作プロセスをお聞きしてみようと思います。
 さて、今日の午後の研修会は「保育士不足解消にどう立ち向かうか」というテーマで社会保険労務士のお話をお聞きしました。この問題は全国共通、そして公立・民間どちらの保育所においても大きな問題ですが、正直なところ、これといった解決策があるわけでもなく、それどころか保育士確保と人材育成が今後益々深刻化するような気がします。残念なことですが、講師の話の中で、保育士という職業だけでなく、現代の若者は働くということの感覚が昔とは全く違っていること、また、パソコンやスマホなどの便利な道具を使うことで、いとも簡単に情報収集できるため、権利の主張をすることが当たり前になっている一方で責任が伴っていないと・・・。本当に難しい問題です。
2016年02月04日(木) No.1740 (園長日記)

No. PASS