保育日記

備えあれば…

これまで数年間大雪が降るとスコップや除雪用の道具を使い人海戦術で雪かきをすることと、農耕機を改造した機械を使って地道に除雪していましたが、雪が降り続いている時は特にあの広い駐車場や道路を除雪するのは体力的にも時間的にもとても大変なことで、2年前の冬に大雪が降った時には、5歳児M組のY先生のご主人までが（お仕事が休みだったということで）除雪の手伝いに来てくれたほどでした。そんなこともあり、いくらかでも先生たちの仕事の軽減が図れればとの思いもあり、今年こそはしっかりとした本物の除雪機を購入しようかと思ったのです。しかし、除雪機というぐらいですので当然のことながら用途は除雪だけに限られてしまいます。しかも年にそう何度も大雪が降ることがないを考えると使用頻度が少ない除雪機の購入はもったいないので、ない知恵を絞り、効率よく除雪ができ、しかも用途が除雪に限定されない何か良いものはないか考えて浮かんだのが四輪駆動のジープタイプの軽自動車か四輪駆動の軽トラック！これにスノープラウ（除雪用の板）を装着すると雪が降っても身体や服が濡れることも、寒くもなく作業ができる上、毎週火曜日と金曜日に社会福祉協議会から軽トラックをお借りしてゴミを処分しに行くこともなく、しかも丸太や薪運びにも使えます。そこで、昨年末、中古の軽トラックを購入することを決断し、遂にその軽トラックが本日納車されました。あいにく除雪をするためのスノープラウは後日納品となりますが、しばらくは大雪の気配も予報も出ていないので除雪の心配は必要なさそうですし、何と言ってもスノウプラウが装着できるようになればこれまでと違い大雪が降ったとしても大丈夫という安心感（心にゆとり）がすでにできたような感じです。そのため今までとは違い“早く雪が降らないかなあ”と思ってしまうほどです。
　もちろん今後大雪が降るかどうかはわかりませんが、科学的根拠はないというカマキリが生んだ卵の位置から考えると今年の冬は驚くほど暖冬で積雪が少ないことでしょう。なぜなら、数日前薪割りをしていた時に見つけたカマキリの卵は地面から10㎝程度のところに産み付けられていますし、園庭にはフキノトウが芽を出し、すいせんの花が咲いていたりするのですから(^^;;

2016年01月07日（木） No.1721 (園長日記)

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