Diary
クリスマスページェント
先週の土曜日は「クリスマス親子礼拝」のために多くのご家族の方々が保育園にきて下さいました。4・5歳児の2つのペアはどちらもこれまでにないほどの緊張感の中でページェントを行い、世界で一番初めのクリスマスのお話を演じてくれました。0〜3歳児の子どもたちも先生たちの劇に参加したり、参加したつもりで手足を動かしたりと、保育園全体が1日中クリスマスのムードに包まれました。先生たちはこの日を迎えるまで時間をかけて準備をしてきてくれましたが、いざ始まるとあっという間に時間が過ぎてしまいます。しかし、いらして下さる方々のために前年度の反省を繰り返さないように、そして、これまで以上のメッセージをお伝えするためにと一生懸命に取り組み、当日は可愛らしい子どもたちも加わりオリジナリティーに溢れる劇となったことを実感させてもらいました。もしかすると、子どもたち、先生たち、どちらのページェントもあのクオリティーなら、第一光の子劇団としてどこかに出張して演じてもいいかも知れません。
ところで、このクリスマスページェントですが、もともとは「移動舞台」の意味で、町や村をめぐって宗教劇を上演するための車付きの舞台であり、中世カトリック教会が識字率が低かった人々の宗教心を高めるために目で見る説教として宗教劇に力を入れたのが始まりとされ、当初は野外で演じられていたそうです。考えてみれば、保育園の3歳未満の子どもたちの多くも会話ができたとしても文字を読むことなどできません。独りよがりかも知れませんが、そんなことからも0歳から3歳の子どもたちに先生たちが演ずるページェントを観てもらうことは意味のあることだと改めて思うことができました。
さて、今日出勤してきた先生たちはクリスマス礼拝を終えほっと一安心という感じでしたが、僕は今日の第4アドベント礼拝と来週28日の礼拝でのお話があるためもうしばらく緊張が続きそうです。
最後になりますが、お忙しい中、クリスマス親子礼拝にご参加下さり献金をお献げ頂けましたことに感謝申し上げます。
2015年12月21日(月)
No.1713
(保育日記)
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