Diary

底力


いよいよ今週土曜日は保育園のクリスマス親子礼拝の日です。そのため、4・5歳児のペアクラスの子どもたちと担任の先生たちから緊張感が伝わってきます。特に今日は本番前のビデオ撮影日だったということもありページェントが行われる二階ホールは張りつめた空気に包まれていていました。しかし、いざ劇が始まると緊張しながらもどちらのペアも一人ひとりが自分の役を一生懸命に演じてくれていて、しかも先日見た時に気になっていたところが改善されていることに気づかされました。また、先日も気づいてはいましたが、4・5歳くらいになるとしっかりと音程が取れるようになっていくという成長過程を実感させてもらうことが出来ますし、たくさんの曲を覚え歌うことだけでも大変なことなのに、緊張する中でもソロで歌う子どもたちや仲間と合わせてうたう子どもたちの姿にも成長を感じます。
 ところで、今年度は4歳児の子どもたちが“ひつじ”の役以外にも登場する場面があり「恥ずかしい」「照れくさい」という気持ちを持ちつつも頑張って台詞を話し演ずる姿に自然と頬がほころびます。また、そのほかの子どもたちも仲間が演ずる様子と5歳児の子どもたちの姿を憧れのまなざしで見つめていることが伝わってきます。この経験は来年度、自分たちがページェントを行うときのための良い刺激になっていることと思います。ピアノが得意なN組のM先生はこれまでとは違う曲を探してその曲をページェントに使ってしあげていること、また、あまりピアノが得意でないM組のW先生は連日ピアノを練習していたことも今年度のページェントからしっかり伝わってきますが、そんな姿が他のクラスの先生たちにも伝わっていくことと思います。0歳児から3歳児の子どもたちのために行われる先生たちによるページェントも保育の合間を使って練習を重ね本番を迎えるだけ!?になっています。そんな子どもたち先生たちの頑張りや底力に応えられるように、僕も当日のメッセージをしっかりと考えなければ・・・。
2015年12月17日(木) No.1711 (園長日記)

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