Diary
子どもたちのおかげ
正門から玄関までの掃除や放射線量の計測は毎日のことで特別なことではないのに、何人もの子どもたちが「園長先生おはよう!何してるの?」と尋ねてきてくれます。そんな子どもたちに「おはよう!お掃除してるんだよ」とか「お庭がきれいかどうか調べてるんだよ」と毎回応えるのですが、ここ数日は僕が薪割りと薪運びをしている様子を見て哀れに思ったのか、必死に見えるのか、5歳児N組と3歳児T組の男の子たちが遊具小屋から手押車を押しながら走ってきて「園長先生、今日何かお手伝いすることない?」と聞いてきます。そんな子どもたちの優しい申し出に甘え、「薪割りするから、割った薪運んでくれる?」と返事をすると“待ってました”とばかりに「いいよ!!!」という返事が返ってきたかと思ったら、僕が指示することもないのに一斉にバスの近くに積んである薪の山の方へ走って行き、割れた薪を職員室の脇の所へせっせと運び積んでくれるのですから仕事が半減し大助かりなのです。誰に指示されたわけでもないのに薪運びの手伝いをしてくれる子どもたちは、それ(薪運び)自体が楽しいから手伝ってくれている。そして、そんな子どもたちのお陰で僕は仕事に追われ必死になることがあってもストレスによって精神的に参ることがないのだと思っています。本当に子どもたちのパワーには驚かされます。
2015年12月16日(水)
No.1710
(園長日記)
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