Diary

Switch on! Engine Start!


いよいよ明日からクリスマスを迎えるための準備期間「アドベント」に入ります。以前僕が働いていた幼稚園(現在は認定こども園)では毎年12月の第一土曜日にクリスマスを迎えるための市が開かれ、園庭に色鮮やかなテントが張られ夕方には柔らかい明かりが灯り、そこだけが異空間となり、在園児はもとより近隣の方や卒園児やその保護者の方々が訪れ買い物を楽しみます。そんな市が今年は園舎の新築工事の都合で一週早く今日行われたのですが、保育園の先生たちの多くが休みの日にわざわざ仙台までやって来て保育室に必要な小物などを買い求めました。ニュルンベルクやシュツットガルトやドレスデンなど、クリスマスマーケット(Weihnachts markt)の本場ドイツでは、町の広場に市が開かれクリスマスツリーが飾られることが有名ですが、実際にそのクリスマスマーケットを経験した園長先生が幼稚園でも同じような市を開きたいとの思いで始めて今年は30回目であり園舎の新築工事という特別な年だったのかと思います。一般的に学校や幼稚園の新築工事となった場合、校(園)庭に仮設校舎が作られるなど、子どもたちはしばらくの間そこで生活することを強いられますが、昨年までクリスマス市が行われていた場所が昨年までの駐車場へ変わったものの、まだまだ十分な保育環境が確保されていることにつくづく「こんなに広かったんだ」と感心するとともに、いつか保育園でも同じような市を開きたいという思いが強くなりました。ちなみに、この市ん最後は職員によるクリスマスの降誕劇が行われるので、この劇を見ることで先生たちもクリスマスに向け否応なしに「Switch on」「 Engine Start」となったことと思います。僕も同じようにクリスマスモードへ切り替えなければならないのですが昨日の研修と今日のクリスマス市で保育園のクリスマスの準備が出来ていないので明日、教会出席の前後に少し準備しなければ。
2015年11月28日(土) No.1697 (園長日記)

No. PASS