Diary

雨で作業ができなくなる前に


今日保育園では神様からの恵みに感謝する「収穫感謝礼拝」を守りました。先週から保護者の皆さんにご協力いただいたたくさんの野菜や果物は今週一週間かけて様々なところへ届けに出かけ神様の恵みを伝えてきます。今日は5歳児N組の子どもたちをバスに乗せて町内の老人施設へ出かけてきましたが、おじいちゃん・おばあちゃんは果物や野菜、子どもたちが歌う賛美歌に嬉しそうにしていましたが、何よりも喜んで下さったのは「元気でね」「また来ます」と言いながらの握手だったようで、あるおじいちゃんは子どもたちが近くに行った途端目頭を押さえ始め、何人もの子どもたちが次々に握手をすると嬉しさがこみ上げてきたようで堪え切れなくなった涙がこぼれました。そんな姿に僕もジーンと来てしまいましたが、子どもたちは自分たちがしていることの素晴らしさや持っている力、そしてあのおじいちゃんが流した涙の意味など知る由もありません。だからこそ胸が打たれるのでしょう。今日施設にお邪魔したことによりおじいちゃん・おばあちゃんが元気で長生きできることにつながれば幸いです。
 さて、巷ではすでにクリスマスムードが溢れていますが、本当は来週の日曜日からがクリスマスを迎えるための準備期間“アドベント”に入ることになります。そのため園庭のもみの木に電飾を準備したのですが、昨年度まで飾り付けていたヒバの木より1メートル以上大きなもみの木のためたった一人ではとても大変な作業だったのですが誰かに手伝ってもらえる訳もなく悪戦苦闘で朝から汗ばむほどでした。それでも来週暗くなった園庭でピカピカ光るクリスマスツリーを見て子どもたちが喜んでくれればそれで十分で嬉しいことですが、さてどうなるでしょう・・・。
2015年11月24日(火) No.1693 (園長日記)

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