Diary

違和感


先月末10月31日のハロウィンの日、渋谷の交差点などで大勢の人が仮装して賑わったこと、そして大量のゴミであふれたこと、また、昨日は大阪府岸和田市で「イレブンスリー」と呼ばれる集団暴走が行われたことがテレビのニュースで取り上げ、動画で伝えられていましたが本当に必要なことなことだったのでしょうか。ハロウィンのことは数日前から特集され、テレビ局によってはイベントに参加することを助長するかのような伝え方をしているような印象を受けることもありとても違和感を覚えました。全てを否定するつもりはありませんが、テレビ局の報道の仕方によって必要以上の警備が必要になったり、事件事故が増えたりするように思うのです。先日決勝戦が行われニュージーランドの優勝で終わったラグビーW杯でも、日本が優勝候補の一つだった南アフリカに勝った途端、それまで特別な伝え方をしていなかったテレビ各局がこぞってラグビーを取り上げ、みんなで勝ち取った試合なのに独特なルーティンを持ったG選手ばかりを取り上げ、そのルーティンにばかり注目するような報道をする始末。しかし、ハロウィンもイレブンスリーもラグビーも、東日本大震災のこともあっという間に潮が引いたように伝えられなくなる。このような報道は日本(人)ならではのことだ思いますが、各局ともニュース番組というより情報番組になってしまったということなのでしょう。前述した通り、違和感を持ちつつも全てを否定するつもりはありません。しかし、震災からの復興の様子や保育所や老人施設などで働く人たちの大変さなど、もっともっと取り上げなければならないニュースがあるように思うのですがいかがですか…。
 さて、話は一転しますが、本日の午後主任のT先生と一緒に宮城県保育協議会主催の研修会に参加させてもらいました。研修のテーマは“職員のやる気を引き出すコーチング講座”で、講師は元アナウンサーという経歴の方だったのですが、昼食後だというのに一般的な研修とは違い、眠くなることもなく参加できたのは、内容が楽しかったこと、自分を知ることが職員のやる気を引き出すことにつながることを知ることができたからだと思います。職員のやる気を引き出すためにも今日我々が学んだことを復命しなければ(^_^;)
2015年11月04日(水) No.1674 (園長日記)

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