Diary

よかったね!?


今日も朝からいい天気となり、まさに遠足日和。そこで4・5歳児の子どもたちは予定通り楽しみにしていた遠足に出かけることができました。いつもは朝から園庭に子どもたちの声が響いているのに、今日は遠足に出かける準備をする前のほんの少しだけはいつも通りに声が響いていたのに、出発準備のため子どもたちが保育室へ戻った途端、いつもと同じ時間、同じ空間である園庭が、いつもと違いとても静かで、いつになく広く感じられ、いかに4・5歳児の子どもたちの存在が大きいか再認識させられました。一方、4・5歳児の子どもたちがいない園庭は、3歳児以下の子どもたちが独占して遊べるスペースになったというのに、そんな時に限って3歳児は園の東側にあるチェーン脱着所(雪のシーズンだけ)にどんぐり拾いに出かけるなど多くのクラスが園外に出かけるというのですから不思議というのか皮肉というのか・・・。いずれにしろ、4・5歳児の子どもたちは遠足を楽しみ、その他のクラスの子どもたちも畑に蒔いた野菜の看板を立てる(作る)など、それぞれが楽しそうに過ごしていたようでよかったと思います。
 話は一転しますが、良かったのかどうなのか考えさせられたのが昨日行われた日本プロ野球のドラフト会議です。昨夜のテレビ番組や今朝の新聞やテレビでもドラフト会議で指名された選手について詳しく説明がされていましたが、野球が好きで、プロ野球選手になりたいと思って頑張ってきたとはいえ、一般の学生たちと違い自分で働きたいと思っている就職先を選ぶのではなく、ある意味「くじ引き」によって自分の人生が決まってしまう・決められてしまうということです。ましてや一位指名してもらって念願のプロ野球選手になったからといっても必ず一軍で活躍するという保証はなく、それどころか活躍することなく選手生命を終える選手は数多(あまた)といます。そんなことを考えるとドラフト会議で指名してもらった選手(学生)たちにとってよかったのかどうか・・・。考えてしまいます。
2015年10月23日(金) No.1667 (園長日記)

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