Diary

未来予想図


新聞やテレビで取り上げられているのでご存知の方が多いと思いますが、今日は、1985年に大ヒットしたアメリカのSF映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー(Back to the Future)」の続編「バック・トゥ・ザ・フューチャーPart2」の中で主人公がタイムトラベルをして到着した“未来”の日です。映画の中の2015年にはタイヤがない浮かぶスケートボードや自動で紐(マジックテープ)が結ばれる靴などが描かれていましたが、映画の中の未来である2015年と実際の2015年とでは随分違っています。しかし、30年前には走っていなかった電気自動車やハイブリッド車が走り、携帯電話やスマートフォンが当たり前のように使われる現代へと変わっていることは確かなこと。ではさらに30年後はどのような時代・変化
があるのでしょうか?自動運転の車や水素燃料の車は当然のこととなり、テレビやパソコンから匂いが伝わるなんてことが現実になっているのかもしれません。では東京電力福島第一原子力発電所の廃炉作業や汚染された地域の除染は進んでいるでしょうか?飢えや争いはなくなっているでしょうか。もしその時まで生かしてもらっていたとすれば、間違いなく○○歳となっています。そして、どのようになっているか見ることができるでしょう。しかし、その頃、自分が白髪になっているか禿頭(とくとう)か、太っているのか痩せ細っているのかといった風貌は想像も予測もつきません。また、現在在園している子どもたちが30年後どのように成長しているか想像も予測もできません。そして、バラ色の人生を未来予想図に思い描いたとしても、誰しも決して思い描いた通りにはならないもの。しかし、明るく楽しい未来を思い描き、それに向かって歩もうとすることは決して無駄なことではないはずです。未来とは30年先のことだけでなく、今現在より先は全て未来!次の瞬間、一瞬一瞬、また、明日が明るく楽しい日となるような未来予想図を描き続けたいものです。もしかすると未来には、映画のようにデロリアンに乗って未来を見に行けるような時代が来るのかも知れませんから・・・。
2015年10月21日(水) No.1665 (園長日記)

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