Diary
嬉しい出来事
今年の春、園庭にみんなで作った畑に0〜2歳児の子どもたちが先生たちと植えたさつまいもの苗が畑からはみ出すほどグングンと蔓を伸ばし順調に育っているようでした。しかし、さつまいもは掘ってみなければどのように育っているかわかりません。この季節、あちこちの保育園・幼稚園でいも掘りに出かけているので、保育園の畑でもそろそろ掘ってみてもということになったようで、今日、子どもたちと先生たちが試し掘りをしてみました。0歳児H組のT先生、1歳児S組のS先生、U組のM先生がいもの蔓を鎌で刈った後、少し顔を出したイモを子どもたちが夢中になって掘ると、中には自分たちの顔よりも大きく重い見事なさつまいもが出てきて子どもたちも先生たちも目を輝かせ大喜び!あまりの嬉しさに試し掘りが本当のいも掘りになったような感じでしたが、既に子どもたち以上に先生たちがどのようにして食するか思案しているようでした。やはり女性は“イモ・栗・かぼちゃ”には目がないのでしょうか!?それにしても酷暑といえる雨の少なかった夏や梅雨を思わせるような雨が続いた時期があったのにも関わらず見事に育ったさつまいもたち、蔵王から運んでもらった黒土が過ごし易かったのでしょう。
さて、話は一転しますが、毎年10月に行われる赤い羽根共同募金、最近は危ないと言う事からなのでしょう、針が無くなり両面テープのようなもので貼り付けられるように変わっています。そして、子どもたちには赤い羽根ではなく人気アニメのキャラクターのバッジがプレゼントされ、募金の協力がお願いされるので募金箱(ビン)を用意させていただくのですが、置き場所が目立たないこともあったのか、毎年なかなか募金が集まりませんでした。ところが、今年は募金箱を一階のロビーに置いたことで子どもたちが興味を持ってくれたようで送迎の際や給食の時間に階段の上り下りをする際「これなあに?」「どうしてここにお金入っているの?」と話す姿が見られていたのですが、5歳児N組のSちゃんが今日、自分のお小遣いの中から持って来てくれたのでしょう、袋に入った募金を入れてくれたのです。その他にもお迎えにいらしてくれたお父さんと一緒にM組のTちゃんが募金をしてくれていました。もちろん、僕たちが気づかないうちに募金をしてくださっている方がいることにも感謝しなければなりませんが、子どもたちの思い、行為が嬉しくて何とも感激でした。そして、募金や献金は多い少ないが問題ではないことに改めて気づかされました。Sちゃん、Tちゃん本当にありがとう!
2015年10月20日(火)
No.1663
(園長日記)
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