Diary

自分たちで


今朝、いつものように線量値を計測しているときのことです。今日の朝番担当のA先生が5歳児N組の数人と砂だらけになっていた遊具小屋の掃除を誰にお願いされた訳でもないのに率先して始めてくれたのです。そこで、丸太や廃材で作った小屋の二階で遊んでいた5歳児M組のM君、R君、K君たちに「ねえ、A先生とN組のお友達が玩具のお家を掃除してるんだけど、手伝ってくれないかなあ?」と声を掛けてみました。すると、一瞬僕の顔を見た後、3人で顔を見合わせ一言二言話をした後「うん!いいよ」といって小屋から降り、遊具小屋へ走って行き、砂遊びに使うシャベルやボール、ふるい等が入ったかごや乗り物などを全て小屋から出し、ほうきやちりとりを使って掃き掃除をして、すっきり片付けてくれたのです。誰に指示されるわけでなく、嬉しそうに(夢中になって)取り組んだからなのでしょう、給食を食べるため保育室へ戻る際にもM組のY君やHちゃんは片づけられず園庭に残っていた遊具を残らず遊具小屋まで運び、種類ごとに分けて片づけてくれました。このような片づけが日々当たり前のこととして行われなければならないのですが、今日のA先生や5歳児の姿を見て、4歳児・3歳児・2歳児といった具合に真似をして片づけをしてくれるようになることと思います。
 さて、今日は大河原南小学校へ就学する5歳児の子どもたち13人をバスに乗せて児童館へ出かけ今年度二度目の交流をさせて頂きました。前回の経験もあり迎え入れてくれた先生方も小学校の子どもたちも保育園の子どもたちも前回より緊張感なく過ごすことが出来たようです。約40分の交流を終え、園に戻る際、南小学校の前を走り遠回りしたのですが、道々にたわわに実を付けた柿の木があり、その度に「あっ!柿の木だ!食べたいなあ」「あっ、またあった!」「どうして取らないのかなあ?」と・・・。前回は標識を見て「40スピードだ」「30スピードだ」と言っていたのに季節が変わり目に入るものが違ってくると当然反応も変わってくることを感じました。それにしても、あの柿本当にどうするのか子ども以上に気になります。
2015年10月19日(月) No.1662 (園長日記)

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