Diary

場違い!?


今日は仙南圏域幼少婦人防火クラブの研修会に参加するため、給食を大急ぎで掻き込み、会場である丸森町の「丸森まちづくりセンター」へ出かけました。遅れるのではと思っていたのですが、開始時間の10分前に無事到着。ところが、既に駐車場は仙南2市7町から参加する方々が乗ってきたと思われる大型バスやマイクロバスや消防関係者の車でいっぱい。その段階で嫌な予感がしたのですが、受付を済ませるため入り口を入ると「⚪⚪地区」「個人」「来賓」という張り紙があったので、「大河原の第一光の子保育園の・・・」と話したのですが「大河原地区の方々は受付が終わって二階の会場にお入りですが」との返事。そこで、まさかと思いつつも来賓の受付名簿を見てみると僕の名前があるではありませんか(ー ー;)そこで「すみません、私は第一光の子の・・・」と説明すると「失礼しました。ご来賓の方だったんですね。では、これを胸につけて下さい。会場は二階で、間も無く始まりますので、席におかけになってお待ちください」と説明を受け二階へ行ってみると、そこには白い割烹着を身にまとった驚くほど大勢の婦人(人生経験が長いと思われる方々)が座っているではありませんか。そこでまた、案内係りの方に「あのう、席は自由でしょうか?」と伺ってみると「申し訳ありませんが、お名前は?」と聞かれたので「大河原の第一光の子保育園の・・・」と説明すると「ご来賓の方は前から2列目に席を用意してありますので、どうぞ」と案内され座ったところは偶然にも開催地の町長(今日は代理で副町長が参加)の後ろの席なのです(^_^;)
 そして、開会宣言や表彰、副町長の挨拶などが終わった後、驚いたことに来賓の紹介があり、僕を含めた来賓の名前が呼ばれる始末・・・。その度、大勢の割烹着姿の昔お嬢さんたちが拍手をしてくださるのですが、その様子はなんだか戦時中にタイムスリップしてしまったようで、先日の心理学会以上に「場違いなところ」に来てしまったな感覚に陥ってしまいました。それでも、さすが研修というだけあり、講師としてお招きした南三陸町の某ホテルの女将さんから東日本大震災で津波被害を受けた時の様子などをお聞きかせいただき改めてここ数年間足を運んでいる南三陸町や気仙沼の様子を思い浮かべることができました。その中で、とくに印象に残ったのは「千年に一度の災害は千年に一度の学びの場」というポジティブな言葉でした。こんな考え方ができるからこそ大きなホテルで女将として働いていることができるのでしょう。
 さて、これからの季節空気が乾燥し火事が増え、また、大嫌いな静電気が発生することとなります。みなさん、どうぞ、火事と静電気にはお気をつけ下さい。
2015年10月07日(水) No.1654 (園長日記)

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