保育日記

奇跡

広辞苑によると「奇跡」とは、常識では考えられない神秘的な出来事。既知の自然法則を超越した不思議な現象で、宗教的心理の徴と見なされるもの。とあります。
　そもそも我々がこの世に産まれ落ち、存在していることそのものが既に「奇跡」であり、多くの人が普段当たり前のように夜眠りに付き、朝目覚めるということも実は「奇跡」であり、自分の力で生きているのではなく生きかされているのだと思わされます。まだまだ未知の世界である宇宙には数えきれない星が存在しています。その星の中の1つが、我々の住む地球であり、そこには人間を頂点とされている生命体があり様々な国や言語があります。そんな人々が生き続けられのが可能なのは適した環境があるからこそ。最近、地球の兄弟である火星にも水が流れているということがニュースで取り上げられていますが、そこには地球と同じような植物や生命体はもちろん、ビルや車や電車もが存在する様子はありません。もし、そこに生命体があればまさに「奇跡」となるでしょう。
　このところ、胆管癌で亡くなったタレント（女優）や乳がんの手術を受けた元女子プロレスラーが話題になっていますが、人間に限らず命あるものは必ず尽きる時が来ます。自分たちが生かされていることは奇跡であることに感謝し、軌跡を残しながら生きていかなければ・・・。

2015年10月05日（月） No.1652 (園長日記)

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