Diary

面白い


すっかり秋めいて半袖では寒く感じるようになりました。そのため、あんなに食欲旺盛だった亀も日中日が差すまでは動きが鈍く、餌もあまり食べなくなりました。それでも夏の暑さと子どもたちが運んできてくれた生き餌のお陰で、春より間違いなく一回りは大きく育ちました。その証拠に今年はいつになく脱皮し甲羅がなんども剥がれました。僕はその剥がれた甲羅をこれまでは何も考えずゴミとして処分していたのですが、なんと、4歳児H組のN先生はその剥がれた甲羅を捨てずに集めていて、亀の顔と手とシッポだけが描かれた紙に剥がれたカラカラの甲羅をパズルのように通りに貼り付けているのです。その奇想天外な発想に驚くだけでなく、子どもたちにとってもとても良い取り組みだと思いました。しかし、考えてみれば、数週間前には一階ロビーにセミの抜け殻の楽譜が貼られていましたし、亀の甲羅が亀の形通りに貼られることも我が園らしいことなのかも知れません。そして、これからどんどん寒さが深まると園庭中央のケヤキや園庭を取り囲む桜の葉が赤や黄色に色付き始め、少しずつ葉を落としていきます。その落ち葉の中に面白いところに穴が開き顔に見えたり、形そのものが動物に見えたりするようなこともあるので、これからの季節、日課となっている朝の掃除の時間は単にゴミを集めるだけでなく、素敵な落ち葉集めの時間となりそうです!(^-^)!
2015年09月28日(月) No.1647 (園長日記)

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