Diary

人を助けるために


8月8日の夏祭りの際、保護者の皆様にお買い求めいただいた“ライスお焼き”“焼きそば”“梅ジュース”保育園の畑で育った“トマト”お家でも楽しめる三種類の“羊毛キット”などの売上金の全てを献金としてネパール地震、北関東・東北豪雨など様々な自然災害の被害にあわれた方々に使っていただくため、保育園を代表して2歳児H組の子どもたちが大河原町の社会福祉協議会(以下社協)に届けに行ってきました。子どもたちは初めて乗るバスにただでさえ興奮状態なのに、自分たちが困っている方々のために必要とされ出掛けるということが嬉しくて仕方がないらしく、バスの中でも到着した社協でも目が輝き「人を助けに行く(来た)!」と叫び、じっとしていることが出来ない程でした。社協では河北新報社の記者が子どもたちを待っていて下さり、献金やお手紙を渡し♪讃美歌を歌うところをカメラに収めていました。今日の子どもたちの様子が紙面を飾ることが楽しみですが、ご存知の通り、このところの新聞紙面は政治の混乱、大雨被害、JRの不審火事件などの記事で一杯な様子。そのため“人助け”の記事がいつ掲載されるかははっきりしないとのことです・・・。何はともあれ、たった2歳・3歳の子どもたちであっても“自分たちが必要とされている”“人の役に立っている”ということを理解し、行動することができることは園長としてとても誇りであり、献金にご協力くださった保護者の皆さん、献金を届けに行ってくれたH組の子どもたち、先生たちに感謝するばかりです。
 さて、社協を出ても興奮状態の子どもたちでしたが、一生懸命に仕事をしてくれたご褒美に社協の近くの郵便局の窓口へ行きはがきを投函し、その後姉妹園である第二光の子保育園に立ち寄り、普段遊んでいる第一の園庭にはない遊具や玩具でひと遊びさせてもらい満足して帰ってきました。よき交流のために今後も時々出かけたり、反対に第一に遊びに来てもらったりしたいと思います。
2015年09月17日(木) No.1643 (園長日記)

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