Diary

子どもの感性


今朝のことです。3歳児T組のR君が園庭にいた僕のところにやってきて「ねえ、園長先生見て!Rの時計この前園長先生が焼きそば作ってた時とおなじだよ」と言って紙で作った(作ってもらった!?)腕時計を腰のところに止めてニコニコしているのです。どうやら、R君は僕が夏祭りで焼きそばを作っていた際、エプロンに腕時計を落ちないように付けていたことをしっかり見ていてそれを真似ていたようなのです。ずいぶん前の行事の、しかもほんの些細なことをしっかりと覚えていて、それを表現してくれたR君に驚きました。だからこそ大人は子どもたちの模倣の対象であること、人的環境であることを意識していなければならないと思わされました。
 ところで、先日、未満児の園庭にやってきたUFO(遊具)ですが、すっかり子どもたちに認知されたようで、みんなが喜んで遊んでくれている証拠にUFOの周りの芝が見事になくなって(剥げて)しまっています。そのUFOですが子どもたちには別なものに見えるらしく、主任のY先生の話によればUFOでは通じないらしく、食べかけのドーナッツ(部分的にかじられた)だと言っているのだとか・・・。そう言われてみれば、誰かがかじったドーナッツの方が子どもたちにとっては馴染みがあり、しっくりくるのかも知れません。そのほかにも5歳児2クラスの子どもたちが今日、感性が豊かになる稲刈りをさせて頂きました。午前中は田んぼの持ち主であるHさんとHさんのお友達にお手伝いいただき、稲刈り鎌で稲刈りをさせて頂いたのですが、昼食のあと、午睡をせずコンバインでの稲刈りも見せて頂きみんな大喜び。そんな様子を写真に収めておいたのですが、その中の数枚をプリントし、子どもたちと担任とでその写真について説明文を考えてもらい、今日の出来事を保護者の皆さんにお知らせすることを経験してもらいました。5歳児に限らず自分たちのしていることを表現することができるようになるためにも時々today's topics と題した子どもたちの日々の保育をお知らせするコーナーを充実できればと思います。
2015年09月16日(水) No.1642 (園長日記)

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