Diary

地名は歴史を物語っている!?


スカイツリーが見え、たくさんの外国人が歩いているお相撲さん町(聖地)“両国”、ここが昨日から研修が行われている町、そして昨夜の宿泊先は某新聞社の抱える球団の球場があり、夜も人の絶えない水道橋、そのホテルの4階の部屋に宿泊したのですがカーテンを開けるとなんと街並みを見下ろすどころか、向かいのマンションの一階駐車場が目の前なのです!4階にもかかわらずです・・・。それは東京は坂が多い町で、ホテルの入り口が一階にあっても坂に建っていると4階であっても坂の上の建物の一階と同じ高さなんてことが起きるのです。
 さて、東京に限りませんが地名にはしっかりとした意味があることは皆さんよくご存知かと思います。今や面影すらなくなってしまっていますが、早稲田などはその地名からわかるように昔は田んぼがあったこと、渋谷や鶯谷などは坂の下にあるため谷が地名につくなどがわかることでしょう。仙台でも旧市街と言われるところでは、旧町名、旧通名があり、その地域がどんなところでどんな人々が住んでいたかがわかりました。東日本大震災で津波被害にあった沿岸部などには、大昔津波被害から免れたところに浪分神社という名の神社があるなど、地名はその地域の歴史を物語っていると言えます。そのため地名によって災害リスクを軽減できるということも聞きます。先日の大雨のことを思えば、先人の知恵を今一度確認してみることも必要なのかも知れません。ちなみに、研修会場だった建物の住所は“横綱町”でしたが、だからと言って歴代の横綱が住んでいたということではないと思いますが。
2015年09月15日(火) No.1641 (園長日記)

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