Diary

お披露目


台風18号の影響で栃木県や茨城県では甚大な被害が出ましたが、大河原でも朝から雨が降り続き、時には音を立てて降り、そうかと思ったら止んだり・・・。そんな雨は町内を流れる白石川をコーヒー牛乳色に濁った水に変え、その水は今にも河川敷を飲み込みそうな勢いで流れ、まるで魔物のようでした。そんな魔物に変身する雨も、外遊びが出来ず体力を持て余している子どもたちを知っているのか、雨の止む時間を提供してくれたようです。そのほんのわずかな時間を有効に使うために園庭に出てきた4歳児H組の子どもたちが真っ先に向かったのは・・・。そうです、ずっと気になっていた未確認の物体のところ。そこで、子どもたちに養生を外す手伝いをしてもらい全貌が現れると我先にUFOに乗り込み、早速遊び始め大喜び!!そんなH組の子どもたちの歓声に誘われた子どもたちが、バルコニーに出てきて目を輝かせ、ついにはH組のお隣のA組の子どもたちや2歳児U組の子どもたちまでが園庭にやってきて順番を待って乗船し!?ニコニコ。しかも、子どもだけでなく先生たちも笑顔で乗船してくれている様子に園長として嬉しくなりましたが、その中でも4歳児が自分たちより小さい2歳児や1歳児を乗せてあげる時に乗船口から転落しないように座ってくれたり、スピードをセーブして回転させてくれる様子にしっかりと“優しさ”が身についていることを実感できたことが何よりの喜びでした!
2015年09月10日(木) No.1638 (園長日記)

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