Diary

期間限定


土の中で数年間生活し、やっと明るく広い世界へ出てきた蝉たちは限られた短い期間の中で子孫を残すために必死に鳴いて相手を探します。ところが鳥に狙われたのでしょう、園庭や駐車場に無残な姿になりアリの餌になってしまった気の毒な蝉が落ちています。子どもたちは蝉が数年間土の中で生活していたことなど知る由もなく、そんな蝉を見つけた途端、タライの中でお腹を空かせ餌を待っているカメのところに運んでは「はい食べて!」と話しかけています。それだけではありません。今日などは蝉の抜け殻までがタライの中に放り込まれているではありませんか!(◎_◎;) しかし、雑食性でなんでも食べるお腹を空かせたカメとはいえど、さすがに抜け殻は食べないようで、いつもなら乾燥してカラカラの殻がふやけて柔らかくなって水に浮かんだままになっていました。ちなみに、俄かには信じられないことですが、数千年の歴史を持つという某国ではこの蝉の抜け殻が漢方薬として用いられているのだとか・・・。だととすると、飼育ケースに驚くほどたくさんの蝉の抜け殻を集めている4歳児A組のA君は漢方薬局を開店できるかも知れません。
 さて、話は一転しますが、期間限定といえば、北欧の家具店イ⚪︎アで明日から数日間ザリガニ祭りを開催されます。以前書いたことがあるザリガニ祭り、日本ではザリガニと聞くと「・・・・」食べられるの(食べるの)という反応がほとんどかと思いますが、勇気や興味のある方はぜひイ⚪︎アにどうぞ!ただし、くれぐれも期間限定ということをお忘れになりませんように!?(・_・;?
2015年07月29日(水) No.1607 (園長日記)

No. PASS