Diary

PDCAサイクル


今日は年長児が不安と期待をもって準備してきた“お泊り保育”の日!今年は例年より早く梅雨明けが宣言されそうなほど晴天が続いていたというのに、台風や低気圧の影響でここ数日、雨や曇りの日が続き、今日のお泊り保育もどうなるかと思っていたのですが、多少雨に降られたものの、保育園の近所の昆虫公園に出かけ、目や耳や鼻など身体を使って自然の中で遊ぶフィールドビンゴというネイーチャーゲームを楽しんできました。(虫に喰われた落ち葉を見つけたり鳥や虫の鳴き声を聞いたり・・・。)その中で特にさすがだなぁと思わされてのは、目隠しをしたまま木と木の間に張られたロープ(紐)だけを頼りに歩くという遊びでした。大人であれば、デコボコした足元や前が見えない不安感から怖くてなかなか一歩が踏み出せないと思うのですが、子どもたちにはそんな不安や恐怖感は皆無なようで、時々前のお友達や木とぶつかったりする様子は見られたものの、本当に楽しそうに歩いていました。そのほかにも先生たちの演出(手紙や地図)により遊びが充実し、雨や疲れを忘れ夢中で遊んで保育園に戻ってきました。その後はいつもと違いお弁当を食べ、お昼寝をすることなく、夕飯の準備をしたたり、先生たちのお楽しみや花火を見たり、お風呂(プール)に入るなど、いつもと違った保育園を味わい、緊張と疲れからかみんなあっという間に眠りにつきました。
 さて、今年で5回目の“お泊り保育”ですが、“お泊り保育”に限らず毎年行われる行事は回を重ねる毎に反省や課題も感じられるようになるもの!それは、これまでの反省や課題が生かされ内容が充実してきている証拠なのでしょう。どんな行事でも毎年同じことの繰り返しで「これさえしておけば」という形骸化に陥ることなく、良いところは更に良くなるように努力しながら、我が園ならではの“お泊り保育“にしていきたいものです。さて、そろそろ、夜が明け、鳥たちが目覚める時間かと・・・。子どもたちがどんな表情で目を覚まし、お泊り保育初日についてどんな感想を言ってくれるか楽しみです。
2015年07月24日(金) No.1603 (園長日記)

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